アジア系移民向けのフードデリバリーアプリHungryPanda、5500万ドルの資金調達を実施

Image Credits: HungryPanda

アジア系移民向けのフードデリバリーアプリHungryPanda、5500万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.30

HungryPandaは、アジア系移民向けのフードデリバリーアプリとして、最近5500万ドルの資金調達を実施した。この調達によって、同社の評価額は約5億ドルに達したとされている。

HungryPandaは、アジア系消費者が求める「伝統的な」食事を提供することに特化したアプリであり、顧客のニーズを正確に把握することで、他の競合と差別化を図っている。特に、大学の留学生など若年層をターゲットにしたことで、アプリの利用者が増えた。HungryPandaは、単に食事を届けるだけでなく、ユーザーが求める情報を提供することに注力している。

アプリの運営において、HungryPandaは6.5百万の顧客と80,000の配達員、そして100,000の加盟店とともに、80の都市で展開している。これまでの資金調達額は合計で2億7500万ドルに達しており、特に2021年には1億3000万ドルを調達した実績がある。

さらに、HungryPandaは、今後は食材の配達サービスにも進出する予定である。これにより、ユーザーは自宅でアジアの料理を自分で作るための食材を手に入れることができるようになる。HungryPandaのアプローチは、アジア系消費者だけでなく、アジアの本格的な料理を求める食通にも受け入れられており、言語の壁を取り除くために、アプリは英語、中国語、フランス語、日本語、韓国語に対応している。

HungryPandaウェブサイト