水素精製技術を開発する株式会社ハイドロネクスト、プレシリーズAラウンドにて2.3億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.28
株式会社ハイドロネクスト(所在地:大分県大分市、代表取締役:永井正章)は、UntroD Capital Japan株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:永田暁彦)が運営するリアルテックファンド、肥銀キャピタル株式会社(所在地:熊本県熊本市、代表取締役社長:横山輝)、信金キャピタル株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:鈴木存)、ベータ・ベンチャーキャピタル株式会社(所在地:福岡県福岡市、代表取締役パートナー:林龍平)、SGインキュベート株式会社(所在地:福岡県福岡市、代表取締役社長:今長谷大助)が運営する各ファンドを引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズAラウンドとして2.3億円の資金調達を実施した。
ハイドロネクストが持つ革新的な水素精製技術は、水素が含まれる未利用の混合ガスから、一度の工程で超高純度の水素精製が可能である。現在は水素を含む廃棄ガスから高純度水素を取り出す「高純度水素精製装置(開発目標5Nm3/h)」の開発完了を2025年度に目指している。ハイドロネクストは「Save the world with Hydrogen」をビジョンに、「次世代の水素精製技術を実現し、クリーンで持続可能な水素循環利用社会を構築する」をミッションとして掲げている。
今回の資金調達により、上記開発に加え、コア技術の進化、設備拡充、人材強化を進めていく。この取り組みは、水素循環利用社会の構築を目指す我々の取り組みを加速させるものであり、革新的なエネルギーソリューションの提供を通じて、グリーントランスフォーメーション(GX)を推進する。