インドのバジェットホテルチェーンのスタートアップのOyo、資金調達を実施ー評価額は25億ドルに

Image Credits: Oyo

インドのバジェットホテルチェーンのスタートアップのOyo、資金調達を実施ー評価額は25億ドルに

uniqorns編集チーム 2024.06.16

インドのバジェットホテルチェーンのスタートアップであるOyoは、その評価額を25億ドルに引き下げる約1億ドルから1億2,500万ドルの新たな資金調達を最終的にまとめている。これは、2019年に100億ドルの価値があった同スタートアップの価値の急激な減少である。Oyoは機関投資家からの調達に苦戦しており、近月では高所得者向けに積極的にアプローチしている。
新たな資金調達は、先月IPOの計画を立て直した後に行われた。Oyoは、ソフトバンク、Peak XV Ventures、Lightspeed、Airbnb、Microsoftなどをバッカーに持つスタートアップであり、過去4年間に2度、インドの市場規制当局である証券取引委員会(SEBI)に対し、IPOの申請を取り下げている。

Oyoは、かつては最も注目されていたインドのスタートアップの一つで、ホテル経営者がデジタル予約や支払いを受け入れるためのオペレーティングシステムを提供していた。かつては米国やヨーロッパなどの多くの市場で展開していたが、現在は国際展開を縮小している。

創業者兼最高経営責任者のRitesh Agarwal氏によると、2021年3月までの財務年度には純利益が1,200万ドルあった。2019年、AgarwalはOyoの株式を増やすために20億ドルの借金をした。当時のOyoの評価額は100億ドルであった。Agarwal氏はOyoに主要な資本として7億ドルを投資し、Oyoの株式のセカンダリ取得に13億ドルを費やした。

Oyoウェブサイト