インドのスタートアップ企業 Zyod、シリーズAラウンドにて1,800万ドルの資金調達を実施

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インドのスタートアップ企業 Zyod、シリーズAラウンドにて1,800万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.24

インドのスタートアップ企業であるZyodは、新たな資金調達ラウンドで1,800万ドルを調達した。今回の資金調達は、RTP Globalが主導し、既存投資家のLightspeedとAlteria Capital、新規投資家のStride Ventures、Stride One、Trifecta Capitalが参加するシリーズAラウンドである。この資金により、新興企業は南半球での存在感を高め、ブラジルやオーストラリアなどの市場に参入する。また、アフリカやヨーロッパのスカンジナビア地方など、開拓が遅れているいくつかの国への参入も視野に入れている。

Gurugramに拠点を置くZyodは、グローバルなファッションブランドに対して自社のテックプラットフォームを提供し、デザインからデリバリーまでのプロセスを支援している。同社は「製造の頭脳」と称するERP(企業資源計画)ソフトウェアを提供し、工場に製品の製造・方法・時期を伝えることで、最大限の生産能力を活用することができる。さらに、Zyodは工場に日々の生産報告システムを提供している。これにより、工場オーナーが従来の紙とペンまたはWhatsAppを使用して運営する典型的な環境で、現地の工場と労働者が直面する課題を克服することができる。

2023年初頭にJaipuria氏とRitesh Khandelwal氏によって共同設立されたZyodは、現在18以上の国で550以上の顧客にサービスを提供しており、過去2年間に約400の顧客を追加している。同社は最初はD2Cブランドのスピーディなローンチ時間と低い最小注文数量を支援していたが、2021年第4四半期からはエンタープライズ顧客をオンボードし、Reliance IndustriesやAditya Birlaなどの大手ブランドを追加した。

Zyodは、2023年1月にiOSおよびAndroidプラットフォーム向けのモバイルアプリをリリースした。このアプリは、移動中にさまざまなスタイルの購入を希望する長尾の顧客を対象としている。アプリはまた、エンタープライズ顧客が自分たちの注文を確認できるようにもなっている。また同社は、注文の承認やライブチャットウィンドウを介したチームとのコミュニケーションなど、新しいコミュニケーション手法をアプリに統合する予定である。

Zyodウェブサイト