インドネシアのP2PレンディングプラットフォームAmartha、1,750ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.19
インドネシアのP2PレンディングプラットフォームであるAmarthaは、世界的な非営利団体であるAccionから1,750万ドルの資金調達を実施した。この資金調達は、2021年にMDI Venturesを共同リードとする2,800万ドルの投資以来の初の株式調達となる。
Accionは、南東アジア、ラテンアメリカ、アフリカを対象とした中小企業向け金融機関を支援するために設立された1億5,250万ドル規模の「Accion Digital Transformation Fund」を通じて投資を行った。この投資により、Amarthaはインドネシアの中小企業向け製品の提供を拡大し、さらに多くの顧客に届けることができるとしている。この資金調達は、Amarthaが東南アジアでの拡大を検討している時期に行われた。インドネシアと同様、この地域の他の地域でも、信用へのアクセスの制約や金融デジタルリテラシーの低さなど、マイクロ起業家にとっての課題が存在している。
現在、Amarthaは、ジャワ島外に住む銀行口座を持たないインドネシア人(主に女性)に対し、投資家とのつながりを通じて必要な融資を提供している。Amarthaはこれまでに2,500万のビジネスに対して16億ドル以上の運転資金融資を行い、そのうちの大部分は女性が主導するビジネスである。
2023年には、Amarthaは米国の債務提供者であるCommunity Investment Managementから1億ドルを調達し、中小企業向けの運転資金融資として供給することを目指している。