低価格で高頻度な宇宙輸送サービスを提供するインターステラテクノロジズ株式会社、8億円の追加調達ーシリーズEラウンド総額約39億円に

宇宙輸送と宇宙利用を通じて地球の課題解決を目指す宇宙の総合インフラ会社、インターステラテクノロジズ株式会社は、ちばぎんキャピタル株式会社（ひまわりG5号投資事業有限責任組合）、SBIグループ、株式会社NTTドコモ、西武信用金庫、西武しんきんキャピタル株式会社、NES投資事業有限責任組合、北洋SDGs推進2号投資事業有限責任組合、国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）などを新たな引受先とした第三者割当増資により約8億円の追加調達を行い、シリーズEラウンドとして総額約39億円の資金調達を完了した。また、りそな銀行からの融資も含まれている。この結果、補助金などを含めた累計の調達額は約227億円となった。
今回調達した資金によってロケットおよび人工衛星の両事業を加速させる。

インターステラテクノロジズ株式会社は、低価格で高頻度な宇宙輸送サービスを提供することで、誰もが宇宙に手が届く未来を実現することを目指している。北海道大樹町に本社を置き、東京支社、福島支社、帯広支社、室蘭技術研究所（室蘭工業大学内）の5拠点で開発を進めている。特に、観測ロケットMOMOを使ってこれまでに計3回、国内民間企業単独として初めて且つ唯一の宇宙空間到達を達成している。

また、SpaceX（米国）の「Starlink」を筆頭とした衛星通信事業への参入を目標としており、「衛星通信3.0」としてスマートフォンなどの地上端末と直接つなぐことができる次世代通信を実現しようとしている。

インターステラテクノロジズ株式会社ウェブサイト