InvescoがSwiggyの評価額を約80億ドルに引き上げ

Image Credits: Swiggy

InvescoがSwiggyの評価額を約80億ドルに引き上げ

uniqorns編集チーム 2023.10.17

インドのフードデリバリースタートアップであるSwiggyの状況が好転しているようだ。ソフトバンク、Prosus、Accelの支援を受けているSwiggyは、市場の低迷に対応して投資家が保有株式の評価額を大幅に減らし、今年に入って約半分になった。2022年初頭の資金調達ラウンドでは、評価額は107億ドルであり、Prosusによると、競合する上場企業であるZomatoに対しても市場シェアを一部失った。

しかし、今はそうではない。
先導した前回のラウンドのInvescoは、評価額を50億ドル未満に引き下げたが、新たに公開された開示情報によると、その評価額を7.85億ドルに引き上げた。

この米国の資産運用会社は、非上場企業の評価額を再評価する際に、同様の公開企業の評価額を考慮する。Zomatoの株価が7月末以来33%上昇していることを考慮すると、非公開企業であるSwiggyの現在の7.85億ドル評価額は保守的である可能性がある。

別に、来年の新規株式公開に向けて動いているSwiggyは、今年Zomatoに失った市場シェアの一部を取り戻しつつあるようだ。UBSが今月のレポートで述べるところによると、Swiggyの月間取引量は7月に7%増加し、8月に6%増加し、両月ともZomatoを上回った。