JAXAベンチャーの株式会社天地人がシリーズAで2.5億円の資金調達ー累計調達額は7.8億円に

株式会社天地人は、DBJをリード投資家として、シリーズAで2億5,000万円の資金調達を実施した。これにより、創業来の累計調達額は7億8,000万円となった。なお、今後の2ndクローズでの追加調達も予定されている。

この資金調達は、天地人のコア事業である「天地人コンパス」の事業を加速させることを目的としている。天地人は、宇宙ビッグデータを活用した土地評価サービスを提供しており、異常気象や地盤沈下などの問題に対応するためのソリューションを提供している。

これまでの実績から、天地人の技術力とビジネスモデルが高く評価され、多くの投資家からの支援を受けている。株式会社日本政策投資銀行（DBJ）は、「天地人コンパス」が社会課題解決に貢献するプラットフォームとなることを期待し、出資を行った。

また、株式会社常陽キャピタルパートナーズやスカパーＪＳＡＴ株式会社、株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ、株式会社JALUXも、天地人のビジネスモデルに共感し、出資を行った。

天地人は、「宇宙視点で考える」というバリューを持っている。衛星のデータを活用することで、地球規模の環境問題や社会課題に新たな視点で取り組むことができる。天地人は、今後もイノベーションを通じて社会の持続可能性に貢献し、人類の未来を築いていくことを目指している。