Kamakura Foods Limited及び同社グループ企業和田フードテック株式会社が4億円の資金調達

ホットチェーン弁当自動販売機サービス「和田弁当」を展開するKamakura Foods Limited及び同社グループ企業である和田フードテック株式会社は、日本市場での事業拡大を目的として、香港、シンガポール、日本の投資家及び企業から総額4億円を調達した。

この調達には、香港、シンガポールの投資家であるNew Vision Capital Partners、Gravity Capital Partners、EthAum Venture Partners、Kanada FoodTech、そして日本の事業パートナーである原田産業株式会社からの資金が含まれている。

この出資は、和田弁当の成長促進だけではなく、日本市場への参入、ホットチェーン弁当自動販売機プラットフォームの拡大、食品製造パートナーへのサービス提供の拡充を目的としている。

Kamakura Foods Limited及び和田フードテック株式会社は、”Decentralized Foodservice Platform by AIoT Hot-chain FoodTech”をビジョンに掲げ、香港の食品市場を中心に、食事流通に伴う課題の解消に取り組んでいる。

近年、外食、中食産業では原材料費や人件費の高騰を背景に、これまで通りの食事提供を維持することが困難になりつつある。このような環境の中、同社は自社開発した温蔵式自動販売機を活用することで食品製造者と消費者を結びつけ、新たな食流通の環境を構築していく取り組みを進めていく予定である。

日本市場での拡大を目指す同社は、今後も技術改良を進め、業界に新たな販売チャネル拡大のプラットフォームを提供することを目指している。