企業向けAIセキュリティプラットフォームのKindo、2,060万ドルの資金調達を実施

Image Credits: Kindo

企業向けAIセキュリティプラットフォームのKindo、2,060万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.07.15

エンタープライズAIセキュリティプラットフォームであるKindoが、2,060万ドルの資金調達を実施した。また、同社はオープンソースセキュリティプロジェクトであるWhiteRabbitNeoを買収した。この資金調達は、Drive Capitalが主導し、Kindoの既存投資家であるRRE Ventures、Marlinspike Partners、Riot Ventures、Eniac Ventures、New Era Ventures、Sunset Venturesが参加した。

Kindoは、市場に存在するあらゆるAIモデルやAI機能を統合し、管理するためのオーケストレーションプラットフォームであり、企業がAI技術を採用し、管理することを安全にすることを目指して設立された。ITとセキュリティの観点から、誰がモデルやアプリケーション、データソースにアクセスできるか、どのエージェントがどのモデルにアクセスできるかを制御することができ、中央集権的な管理が可能である。Kindoはこれまでに700万ドルのシードラウンドを実施しており、合計調達額は2,760万ドルとなる。

この新しい資金は、製品開発の加速とAIセキュリティ・管理機能の強化に充てられる。Kindoはまた、営業およびマーケティング活動の拡大を行い、AIセキュリティおよびエンタープライズソフトウェアのトップクラスの人材を獲得する予定である。この資金調達により、キンドはAIセキュリティ分野での存在感をさらに高め、CIOやCSOがAIセキュリティとガバナンスの複雑な領域を安心して進めるためのパートナーとなることが期待される。

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