株式会社Kiriuri、第一回資金調達を完了

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株式会社Kiriuri、第一回資金調達を完了

uniqorns編集チーム 2024.05.31

株式会社Kiriuri(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長兼CEO:栗本学)は、今回、第一回資金調達を完了した。
今回の資金調達は、システムを開発し、ユーザビリティを向上させることを目的としている。また、新しいマーケティング戦略を展開し、さらなる市場シェアの拡大を目指す。

今回、同じデットストック問題を抱える樹脂切削加工業や金属切削加工業、また素材卸や廃プラリサイクル業等、合成樹脂を扱う業界の方々を中心に調達した。株主の所属先は、株式会社三協電材製作所様(樹脂切削加工業)、株式会社竹原鉄工所様(金属切削加工業)、化学薬品メーカー(高機能材卸)、リサイクル関連会社(廃プラリサイクル)他である。

少量多品種生産化が進む日本の切削加工業界では、旧態依然とした材料の流通体系を主因として、多くの材料デッドストックが発生し全体の10%近くが廃棄されている。町工場が主体である切削加工業界のデットストック問題を解決する為、町工場の一部門であった切削加工用合成樹脂の切断製品を販売するECサイト『KIRIURI.COM』を、素材の切売りで、デットストック問題を解決するスタートアップ、株式会社Kiriuriとしてスピンアウトした。

従来大きなサイズでしか買う事が出来なかった材料を1ミリ単位で1個から購入できるようにすることで、デッドストックが発生しない無駄のない仕入れを実現している。また、樹脂切売り価格国内最安、独自規格、豊富な品揃え等の施策と保管場所の削減、管理コストの削減、廃棄コストの削減、切断コストの削減、人手不足対策(人員の削減)等様々なメリットにより訴求し、業界全体の意識を『切売り材=割高、困った時だけ、特殊品だけ』から『切売り材の方がトータルコスト安い!普段使いしよう!』に変えていく。
そして、業界全体のデッドストックの発生を減らし廃棄量の削減に貢献する。さらにSDGs(持続可能な開発目標)の12「持続可能な生産消費形態を確保する」目標に貢献する。



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