KKRがReliance Retailに2.5億ドルの出資

KKRはReliance Retailに2.5億ドルを出資し、同社を1,000億ドルの価値で評価した。Reliance Retailは、電子機器からファッション、医薬品まで、インドで18,500の店舗とデジタルコマースプラットフォームを運営している。Reliance Retailは、新しいカテゴリーに進出するなど、拡大を続けており、上場も検討しているとのことである。

KKRは、2020年にReliance Retailに7.55億ドルを投資しており、当時の同社の評価額は約620億ドルだった。同社は、Qatar Investment Authorityが先月、同じく1000億ドルでReliance Retailに10億ドルを投資したばかりである。

Reliance Retailは、最近数多くのビジネスを買収し、統合しており、eコマース市場でも活躍中だ。同社は、MetaのWhatsAppと提携して食料品を販売するなど、eコマースにも力を入れている。ウォルマート傘下のFlipkartとAmazon Indiaが現在、地元のeコマース市場をリードしているが、分析家たちは、Reliance Retailがいずれ両社を追い抜くと考えている。