Kong、シリーズEラウンドにて1億7,500万ドルの資金調達を実施

Kongは、シリーズEの追加資金調達ラウンドで、1億7500万ドルを調達し、評価額が20億ドルに達した。また同社の累計調達額は3億4500万ドルとなった。

この資金調達ラウンドでは、Tiger Globalが主導し、新規投資家であるBaldertonが共同主導を務めた。さらに、オンタリオ州教職員年金基金の後期ベンチャーおよび成長投資部門であるTeachers’ Venture Growthや137 Venturesが新たに参加し、既存の投資家であるAndreessen Horowitz、Index Ventures、CRV、Sapphire Ventures、Notable Capitalなどからの継続的な支援も受けている。

Kongの統合APIプラットフォームは、AIアプリケーションの構築を迅速化し、すべてのサービスでAPIセキュリティ、ガバナンス、可視性を一元化することを目指している。ますます多くの企業がAPIファーストへと転換する中、Kongは安全でスケーラブルなAIソリューションを可能にするための重要なインフラを提供している

この資金調達により同社の統合APIプラットフォームを通じて、企業が内部および外部のAPIをこれまで以上に管理、保護、監視できるよう支援していく。

また、グローバルでの市場参入戦略を加速させるとともに、AIを活用した製品革新を推進し、AI Gateway、Konnect、Insomnia、Kong GatewayやKong Meshといった主要APIランタイム全般での取り組みを強化する計画である。また、カスタマーエクスペリエンスチームの成長にも投資を行う方針である。

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