「あらゆる空間・モノの精巧な3Dデジタル化」と「社会インフラの遠隔デジタル点検」を事業領域としているクモノスコーポレーション株式会社、株式会社パソナグループより5億円の資金調達を実施

Image Credits: クモノスコーポレーション株式会社

「あらゆる空間・モノの精巧な3Dデジタル化」と「社会インフラの遠隔デジタル点検」を事業領域としているクモノスコーポレーション株式会社、株式会社パソナグループより5億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.07.17

クモノスコーポレーション株式会社(本社: 大阪府箕面市、代表取締役:中庭和秀)は、株式会社パソナグループを引受先とする5億円の第三者割当増資を実施した。今回調達した資金をもとに、株式会社パソナグループのファシリティマネジメントをはじめとするBPO事業など幅広い事業領域とも連携し、事業基盤の強化を図るとともに、3Dデジタルデータの利活用の拡大、3D空間プラットフォームの普及、遠隔によるインフラ点検技術のさらなる高度化・汎用化を進め、持続可能な社会づくりに貢献していく。

クモノスコーポレーション株式会社は、「森羅万象をデジタル化する」をミッションとし、「あらゆる空間・モノの精巧な3Dデジタル化」と「社会インフラの遠隔デジタル点検」を事業領域として展開している。1998年、同社は日本で初めて3Dレーザースキャナを導入し、以来、3DLS技術による3D計測・3Dデータ利活用事業、3D機器導入事業を展開してきた。現在に至る25年間で、実に3,000件以上の計測実績と約300台の導入実績を積み重ね、我が国における3DLSのリーディングカンパニーの地位を築き上げている。
また、同社は1995年の阪神淡路大震災の復興支援における測量事業を創業の端緒としつつ、最新技術による社会インフラの遠隔デジタル点検事業を展開してきた。社名の由来でもある「KUMONOS」は、100m先の0.2㎜のひび割れを正確に計測する世界唯一無二の計測システムであり、国内外の道路・橋梁・ダムや大型施設等に採用され、社会の安全を支えている。同社の技術は、日本ものづくり大賞をはじめ、国土交通省・経済産業省・文部科学省から数々の大臣表彰を受賞し、また、G20大阪サミットでは各国首脳に技術紹介されるなど、高く評価されている。今後も、高い技術力に裏打ちされた最新技術の社会実装を展開し、あらゆる分野でのDXソリューションを提供していく。

また同社はこれまで、2021年7月、JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合(GP:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社)から10億円の資金調達を実施している。今回の株式会社パソナグループからの資金調達により、累積資金調達総額は15億円となった。引き続き、3D計測・3Dデジタルデータの利活用と、インフラ点検における新技術の導入拡大を進めていく。


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