KYCコンサルティング株式会社がシリーズCにて4.2億円の資金調達を実施

Image Credits:KYCコンサルティング株式会社

KYCコンサルティング株式会社がシリーズCにて4.2億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.02.07

企業向けリスクデータベースを提供する、KYCコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:飛内 尚正、以下KYCC)は、2024年2月、シリーズC投資ラウンドにおいて第三者割当増資により、総額4.2億円の資金調達を実施した。「資金調達ラウンド」とは、アメリカで資金調達の仕組みとして生まれ、スタートアップ企業の事業段階を6つのステージに分けたものであり、投資家が企業へ投資をするための目安となる指標である。

引き受け先は、既存投資家である株式会社ディープコア、新規投資家であるJICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、日本ベンチャーキャピタル株式会社、他事業会社1社の合計4社となった。

KYCCは金融庁のガイドラインに準拠し、顧客管理における継続的モニタリング実現を目指している。同社はウェブサービス型のコンプライアンスチェックツール「Risk Analyse」(リスクアナライズ)と高度機能リスク情報検索システム「Solomon」(ソロモン)を提供している。

今回の資金調達により、ガイドラインに準拠した継続的なモニタリングをリアルタイムで実行するシステムの開発および組織の強化に取り組む。また、海外KYC先進国水準のリスク情報モニタリングシステムを提供するため、利用企業にモニタリング結果を通知する機能を搭載する予定である。

KYCコンサルティング株式会社は、日本社会の危機管理や安全レベルを海外のKYC(Know Your Customer)先進国と同等の水準に引き上げることを目指し、健全な経済取引の実現を目指す。