フュージョンエネルギープラント機器を開発する京都フュージョニアリング株式会社がシリーズCラウンドにて10.7億円の資金調達を実施ー累計資金調達額は148.1億円に

Image Credits: 京都フュージョニアリング株式会社

フュージョンエネルギープラント機器を開発する京都フュージョニアリング株式会社がシリーズCラウンドにて10.7億円の資金調達を実施ー累計資金調達額は148.1億円に

uniqorns編集チーム 2024.07.23

京都フュージョニアリング株式会社は、シリーズCラウンド(エクステンション)において、今年4月の資金調達(1st close)に続き、新たにアメリカのベンチャーキャピタルのIn-Q-Tel(インキュテル:IQT)、ニチコン株式会社、丸紅株式会社を含む計4者を引受先として総額10.7億円の資金調達を実施した。この2nd closeによりシリーズCの累計調達額は131.3億円に、当社の累計資金調達額は148.1億円となった。

同社は、京都大学をはじめ、日本で長年培われてきた核融合研究の成果を活かして2019年に設立された、フュージョンエネルギープラント機器の開発に特化したエンジニアリング企業である。
プラズマ加熱装置、熱取り出しブランケット、高性能熱交換器、水素同位体移送ポンプなど、先端核融合工学分野において世界トップクラスの技術力を持ち、英国原子力公社を始めとする世界中の核融合研究開発機関・企業を顧客としている。
日本のものづくりの力を結集し、革新的なエンジニアリングソリューションを世界に提供することで、究極のクリーンエネルギーを人類に提供し、フュージョンエネルギーという新たな世界市場を創り出すことを目指している。

今回の資金調達によって獲得した資金と、投資家の持つ知見を活用して、技術開発を一層加速させ、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて全社一丸となり取り組んでいく。

京都フュージョニアリング株式会社ウェブサイト