世界初、シニア向け完全栄養食ブランドを展開する株式会社LacuSは、プレシリーズAラウンドにて1億円超の資金調達を実施

世界初、シニア向け完全栄養食ブランドを展開する株式会社LacuSは、プレシリーズAラウンドにて1億円超の資金調達を実施した。この資金調達において、株式会社ケップルキャピタル、Future Food Fund株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、アスクキャピタル株式会社などの投資家が参加した。

日本国内では高齢化が進行しており、身体機能の低下や摂食・嚥下の障害により、食事の質が犠牲にされる方々が増加している。
この現状に対し、株式会社LacuSは「Me TIME FOODS」という食品ブランドの開発を進めている。このブランドは、予防医療の段階から人生の最後まで寄り添うことを目的としている。
2024年3月には、世界初のシニア向け完全栄養食ブランド「Me ICE」を販売開始。この製品は、アイスクリームという嗜好性の高さと、摂食・嚥下に配慮した食体験が評価され、新潟県内の介護福祉事業所や調剤薬局に導入されている。
さらに、在宅介護世帯へのアプローチも行い、Amazonではカテゴリ別売れ筋ランキング1位を獲得し、多くの顧客から好評を得ている。

今回の資金調達を通じて、株式会社LacuSはシニア向け完全栄養食「Me ICE」の販売を経て、さらなる事業拡大の機会を見出した。今後、以下の活動に対して投資を行う予定である。
• Me TIME FOODSブランドとしてのSKU拡大
• 新潟市内の製造拠点となるハイブリッド工場の設置
• モール型EC及び自社ECの強化
• CXO候補、専門職人材の採用

日本は超高齢社会に突入しており、課題先進国として注目されている。特に、食事が摂取できない被介護者が流動食やドリンク栄養剤に依存せざるを得ない現状は深刻である。しかし、日本の食品加工技術は優れており、フードテックと融合することで、高齢者でも美味しさや楽しさを追求できる食体験を提供することが可能である。
そして、「活きるために食の選択肢を捨てざるを得ない世界」から、「人生の最後まで自分の意思で食を楽しめる世界」へと変革をもたらすことが期待され、超高齢社会時代の食のリーディングカンパニーとして、グローバルに波及させることを目指している。

【採用情報】
株式会社LacuSでは、将来のグローバル課題に挑戦する創業期メンバーを募集しており現在複数のポジションにて採用強化を行っている。

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