AI技術を活用した商品データ整備の「Lazuli PDP（Product Data Platform）」の開発・提供するLazuli株式会社、シリーズBラウンドにて10億円の資金調達を実施

AI技術を活用した商品データ整備を行う「Lazuli PDP（Product Data Platform）」の開発とソリューション提供を行うLazuli株式会社は、シリーズBラウンドにおいて10億円の資金調達を実施した。同ラウンドはグローバル・ブレイン株式会社をリードインベスターとして、SBIインベストメント株式会社、Carbide Venturesが引受先となった。今回の調達により同社の累計調達額は15億6000万円となった。

Lazuliは、AIによる自然言語処理技術と大規模データを活用し、食品・飲料・日用品、電化製品など多様な分野における課題解決に取り組んできた。特に、「Lazuli PDP」を核としたソリューションは、企業のDX推進を支援するものであり、顧客体験の価値向上やデジタル施策の推進を実現している。

Lazuliが開発した「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに散在する商品情報を一括管理し、データを活用しやすい形に整備している。このプラットフォームは、製造業者や小売業者が保有する多様な商品マスタデータをAIを活用して統合し、製品の特徴や利用シーンに応じてメタタグを付与する機能を持っている。これにより、各種ツールに自動で情報が連携され、データ収集・整備の効率化が図られている。

今回の資金調達により、生成AIの活用推進、「Lazuli PDP」の機能拡張、採用の強化、パートナー戦略の加速により、事業の拡大を目指す。

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