ブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」を提供する株式会社ロゴラボ、シードラウンドにて6,000万円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社ロゴラボ

ブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」を提供する株式会社ロゴラボ、シードラウンドにて6,000万円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.01

株式会社ロゴラボは、シードラウンドにおいてXTech Ventures株式会社を引受先とした第三者割当増資を含む形で、総額6,000万円の資金調達を実施した。
これに伴い、同社は日本初のブランド許諾管理SaaS「ロゴラボ」の第一弾「ロゴラボ ブランドチェック」を2024年10月1日に正式リリースした。このサービスは、企業間のブランドデータ利用を円滑にし、知的財産のガバナンスを強化することを目的としている。

近年、企業における知的財産の管理が重要視されている。特に、著作物や商標の不正利用が増加している中で、企業間でのブランドデータのやりとりに関する許諾管理が不十分であるという現状が明らかになった。株式会社ロゴラボは、このような課題に対処するために、AIを活用したSaaSソリューションを開発した。

「ロゴラボ ブランドチェック」は、企業間のブランドデータ及び許諾のやりとりを一元化するプラットフォームである。このサービスでは、ブランドデータの最新版管理、企業間の承認ワークフロー、許諾情報の自動的なデータベース化が実現され、業務効率化とコーポレートガバナンスの整備が同時に行われる。
主な機能としては、企業間の申請・承認ワークフローの自動化、ブランドデータ利用許諾情報の一元管理、許諾期限の管理、AIによるブランド与信チェックなどがある。これにより、企業は業務の効率化とリスク低減を同時に実現することが可能である。

同社は、シードラウンドでの資金調達を通じて、知的財産の管理に新たなアプローチを提供することを目指している。「ロゴラボ ブランドチェック」は、企業間のブランドデータ利用を円滑にし、知的財産のガバナンスを強化する重要なツールとなることが期待されている。今後の同社の展開に注目が集まる。

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