宇宙産業を展開するLongshot Space、500万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.25
宇宙への物資を送る方法を根本的に再考するLongshot Spaceは、Starship VenturesやMyelin VCにより500万ドル以上の新たな資金調達を実施した。
Longshot Spaceは、宇宙への物資を送る方法を根本的に再考する企業である。この企業は、従来のロケットの代わりに、巨大で数マイルにわたる「銃」を使用するというアイデアを提唱している。彼らは、ペイロードを亜音速から超音速まで徐々に加速させて、最終的に軌道へと打ち上げる運動エネルギー発射システムを開発中である。このシステムは、ロケットと比較して非常に低コストで軌道に到達することができるとされており、1キログラムあたり10ドルという驚異的なコスト削減を実現する可能性がある。
この新たな資金は、ネバダ州の砂漠に500メートルの長さの巨大な銃を建設するために使用される予定であり、100キログラムのペイロードをマッハ5まで加速させることを目指している。
この新しい技術と資金調達の進展は、Longshot Spaceが宇宙産業における革新を推進し、コストを大幅に削減する可能性を秘めていることを示している。彼らの取り組みは、将来的に宇宙へのアクセスをより広範囲に、かつ手頃な価格で提供することが期待されている。