巨大人型重機を社会実装できる唯一の会社、株式会社人機一体、総額1.5億円の協調融資を実施

Image Credits: 株式会社人機一体

巨大人型重機を社会実装できる唯一の会社、株式会社人機一体、総額1.5億円の協調融資を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.20

株式会社人機一体(本社:滋賀県草津市、代表取締役 社長:金岡博士)は、日本政策金融公庫から資本性劣後ローン1億円の融資を、さらに滋賀県または福島県に強い地盤を持つ、滋賀銀行 南草津駅前支店、京都信用金庫 南草津支店、京都中央信用金庫 草津支店、あぶくま信用金庫 本店営業部、七十七銀行 原町支店、および相双五城信用組合 原町支店から協調融資として総額5千万円の融資を、それぞれ受けた。

人機一体は、先端ロボット工学技術を駆使した人間機械相乗効果器、すなわち「人機」の具現化および産業化により「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」ことを目指す立命館大学発スタートアップ企業である。滋賀県内で唯一「J-Startup KANSAI」(経済産業省のJ-Startupプログラムの地域展開として、関西から世界へ羽ばたく有望なスタートアップを選定し、公的機関と民間企業が連携して地域ぐるみで集中支援を実施することで、選定企業の飛躍的な成長をサポートする事業)に選定されている。

今回の融資は、2024年8月1日に発表予定である「二足歩行人型ロボットを用いた力制御ベースの全身遠隔操作システム」等の「人機」の社会実装のための、先端ロボット工学技術の先行研究および事業拡大に向けた運転資金として活用するものである。現在は、川崎重工業株式会社のヒューマノイドロボット「Kaleido」を用いて研究開発を進めており、土木、電力、鉄道分野をはじめとするインフラメンテナンス等の現場における重作業の解消を目指している。

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