マンガAI翻訳のMantra株式会社、総額約7.8億円の資金調達を実施

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マンガAI翻訳のMantra株式会社、総額約7.8億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.26

マンガに特化したAI翻訳技術の研究開発を行うMantra株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役:石渡 祥之佑)は、株式会社集英社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:廣野 眞一)、株式会社小学館(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:相賀 信宏)、株式会社KADOKAWA(所在地:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野 剛)、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:桐生 隆司)、MPower Partners Fund L.P.(所在地:Cayman Islands、代表者:キャシー松井)、鉄緑会創業者 浜垣 剛氏を引受先とする第三者割当増資により、総額約7.8億円の資金調達を実施した。

Mantra株式会社は「世界の言葉で、マンガを届ける。」をスローガンに、2020年に設立された。マンガに特化したAI技術の研究開発を通じて、高速なマンガ翻訳を実現する翻訳ツール『Mantra Engine』、マンガを用いた英語多読学習アプリ『Langaku』などのサービスを提供している。また、これらの成果により、HONGO AI Award (2019) 、週刊東洋経済『すごいベンチャー100』(2020)、AAMT長尾賞 (2021)、JEITAベンチャー賞 Early edge賞(2022)等を受賞している。

今回の資金調達では、前回ラウンドに引き続き集英社から追加出資を受けた。また新たに、小学館、KADOKAWA、スクウェア・エニックス・ホールディングスといったマンガ・ゲーム領域のリーディングカンパニーや、東大受験指導専門塾「鉄緑会」創業者の浜垣社長から支援。さらに、今後の同社のグローバル展開を見据え、日本初のESG重視型グローバルVCであるMPower Partnersからも出資を受ける。

同社はこの資金を活用し、向こう5年を目処に「エンドユーザーが楽しんで読める」水準を目指し、マンガAI翻訳の精度向上に取り組んでいく。並行して小説、ゲーム、動画等への翻訳技術転用を本格化させ、あらゆるエンタメ翻訳の省力化に向け研究開発を進めていく。

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