株式会社Mawari、1080万ドル(約15.6億円)の資金調達を実施

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株式会社Mawari、1080万ドル(約15.6億円)の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.27

次世代の空間コンピューティングを先導するDePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)であるMawariは、1080万ドル(約15.6億円)の戦略的資金調達を実施した。この資金調達は、Anfield LTD、Borderless Capital、1kxが主導し、Accord Ventures、Animoca Brands Japan、Blockchange Ventures、Draper Dragon、iAngels、Mulana Ventures、Parami Investors、Samsung Next、Waldo Holdingsなどの投資家が参加した。特に、著名なエンジェル投資家であるIvan Brightly、Joshua Frank、Pete Townsend、Sean Careyも名を連ねている。

Mawariは、過去7年間にわたり開発してきた没入型体験のストリーミング技術と、DePINを活用して世界中のデバイスに迅速かつ手頃な価格で3Dコンテンツを提供するというビジョンを持っている。Web2およびWeb3の企業や投資家がMawariの取り組みを支持している中で、同社はGPUのグローバルネットワークを通じて、Apple Vision ProやMeta Quest 3などの空間コンピューティングデバイスに対してリアルタイムで3Dコンテンツをストリーミングすることを目指す。

同社は、XR(拡張現実)として知られる空間コンピューティング業界において、主要な課題に取り組んでいる。2017年の設立以来、3Dオブジェクトのリアルタイム配信に対応したアプリケーション向けにスケーラブルなインフラの提供に重点を置いている。今回の資金調達により、さらに研究開発を進め、競合他社に先んじるための取り組みを強化することが期待される。

今回調達した資金を活用し、新たな市場の開拓を目指す。同社は、Spatial Streaming SDKの改善を進めるとともに、アジアや南北アメリカにおける空間コンピューティングデバイスやプログラミングの進化に合わせて、より多くの顧客や市場にリーチするための事業開発にも注力していく方針である。

このように、MawariはDePINを活用した空間コンピューティングの未来を切り拓いており、今後の展望が注目される。投資家からの支援を受けて、さらなる成長と革新を期待したい。

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