Menlo Venturesが新たな資金13.5億ドルを調達し、AIスタートアップへの投資を目指す
uniqorns編集チーム 2023.11.16
Menlo Venturesは、本日発表したベンチャーファームが新たに13.5億ドルの資金を調達したことを発表した。この資金は、一部を「新たなAIスタートアップの支援に使用する予定」と述べている。
特筆すべきことは、同社がすでにAbnormal、Anthropic、Cleanlab、Pinecone、Typefaceなどに出資していることである。
同社は、これまでに8つのファンドグループで累計38億ドル以上を調達し、そのうち52億ドルをLPに配当してきた。新たな資金は、同社の主力ベンチャーファンドであるMenlo XVI、シードからシリーズAのステージに焦点を当てたMenlo Inflection III、および関連ファンドから投資される。
2022年7月、このベイエリアの企業は、UberやWarby Parkerなどの企業に早期に投資したことで知られる同社が、3番目の「特別な機会」ファンドとして7億614万ドルを確保したことを規制当局に告知した。Menloは、2020年10月には5億ドルを調達したFund XVを締結した。現在、同社は56億ドルを運用している。
Menloはこれまでに80のポートフォリオ企業を成功させ、そのうち15社が上場した。これには、Getaround、Carbonite、Gilead、Roku、Roverなどが含まれる。
同社はまた、エンタープライズ、コンシューマー、ヘルスケアのセクターで24のユニコーンに対してシードおよび早期段階の投資を行い、ポートフォリオ企業65社が買収された。買収された企業には、StrataCam(Ciscoによる買収)、Tenor(Googleによる買収)、PillPack(Amazonによる買収)などがある。
Menloの最近の投資先には、Finchの4000万ドルのシリーズBラウンドと、Sana Labsの3400万ドルの資金調達が含まれる。また、上記で言及したように、AI企業Anthropicの5億ドルの調達にも参加した。
同社は、ブログ記事で次のように述べている。「AIは地球経済に数兆ドルの価値をもたらす重大な変革を表します。そしてMenloは次の章を書くお手伝いをします。」ただし、同社は引き続き、ヘルスケア/デジタルヘルス、コンシューマー、クラウドインフラ、サイバーセキュリティ、Fintech、SaaSスタートアップにも投資する予定である。