株式会社Meta Osaka、シードラウンドにて約1.8億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.10.07
株式会社Meta Osakaは、デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決することを目指し、第三者割当増資を実施し、シードラウンドにて約1.8億円の資金調達を完了した。この資金は、事業拡大および人財採用に充当され、今後全国の自治体と連携を強化し、教育や防災、地域コミュニケーションなどの地域課題を解決するための基盤を築いていくことを目的としている。
Meta Osakaは、急速に成長しているメタバース市場において、メタバース空間とリアルイベントの融合を図りながら、地域の教育や防災に貢献することを理念としている。今回の資金調達により、グループ会社と連携していたメタバース開発業務を自社内に移行し、クリエイター人財の採用や開発体制の強化を進める。これにより、地域ごとの課題に対して、より具体的で効果的な提案が可能となり、地域社会における価値を高めることが期待される。
調達した資金は、プロダクト開発や開発体制の強化、人財採用に活用される。特に、デジタル空間技術を活用したデジタルツインのリアルイベントの企画運営や、社員研修や社内環境の整備にも充てられる。これにより、Meta Osakaは、総合商社としての機能を強化し、デジタルとリアルを融合させた新しい体験を提供することを目指している。
Meta Osakaは、オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」内でのオリジナルマップ開発や受託業務を強化し、地域課題の解決に向けた取り組みを加速させる。特に、地域の特産品をテーマにしたイベントや体験型の食育イベントを通じて、地域の活性化を図ることが計画されている。
また、Meta Osakaは「大阪を世界一おもろい都市に」という理念の下、地域の自治体や企業と連携して、デジタル空間やeスポーツを活用した地域課題解決に取り組んでいる。今後は、全国規模での展開を視野に入れ、さらなる成長を目指していく。