株式会社ミライト・ワンは、株式会社三井住友銀行とESG/SDGs推進分析シンジケーション」に基づく融資契約を締結
uniqorns編集チーム 2024.10.25
株式会社ミライト・ワンは、株式会社三井住友銀行と「ESG/SDGs推進分析シンジケーション」に基づく融資契約を締結した。本契約は、株式会社日本総合研究所と三井住友銀行が作成した基準に基づき、企業のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し、融資を行う金融機関によって組成されるシンジケートローンである。
同社は、ESG経営を推進しており、2021年9月に設置した「ESG経営推進委員会」を通じて、2021年度には「重要課題(マテリアリティ)の特定」や「TCFDへの賛同表明」を実施した。2022年度からの第5次中期経営計画では、MIRAIT ONE Group Vision 2030の実現に向けた成長戦略「5Changes」の一つとして、Change5「ESG経営基盤強化」を掲げている。この戦略には、温室効果ガス削減目標の達成に向けた取り組みや、社会価値の共創、監査機能の強化、新たなグループマネジメント体制の構築が含まれている。
今回の融資契約において、ミライト・ワンは、優れたESG配慮およびSDGs達成に向けた取り組みが評価された。具体的には、温室効果ガス排出量削減率や産業廃棄物の最終処分率といった非財務目標を示し、事業活動を通じて地球環境問題の解決に積極的に取り組んでいる姿勢が高く評価された。また、グリーンエネルギー事業の拡大を重要な成長戦略の一つとして位置付け、自治体とのPPAや産業用蓄電所、系統連系線関連事業を全社的に推進している。