nobitel、過去最大の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2023.08.31
東京都新宿区に本社を構える、株式会社nobitelが、過去最大の資金調達を実施したことを発表した。この資金調達は、独立系投資会社ロングリーチグループが設立する買収目的会社LFP Holdings, L.P.からの調達で、資本業務提携も同時に締結された。
株式会社nobitelは、ストレッチ専門店「Dr.stretch」を中心に、健康、スポーツ、ITをテーマに事業を展開する企業だ。今回の資金調達により、財務基盤の強化と安定した経営基盤を構築することが目的とされている。
また、コア事業であるDr.stretch事業の国内の店舗数の一層の拡大と収益性の強化、海外展開加速と早期黒字化の実現、最終的にはITを活用したプラットフォーム化の実現を中期経営計画に盛り込み、企業の成長スピードを加速させることが期待される。
2021年8月に第三創業期を迎えたnobitelは、新規出店を継続してきたが、今回の資金調達により、国内に加えてアジアを中心に海外の出店計画を強化していくことが発表された。
さらに、会員制ビジネスとしての収益力を上げるために、顧客エンゲージメントの改善による解約率の低減、物販の拡大による顧客当たり売上の拡大などを通じてLTV向上を目指すとされてる。
現在、多角経営を行う株式会社nobitelは、マシンピラティス専門店「WECLE」や奄美大島のウェルネスリゾート「THE SCENE」、国内最大の総合テニス専門サイト「tennis365.net」他など、様々なビジネスを展開している。
ロングリーチグループとの資本業務提携によって、nobitelは知見、経営ノウハウ、経営人材、投資資金を獲得し、事業成長スピードを加速させていくことが期待される。