NUWA RoboticsがシリーズBラウンドで約2億ニュー台湾ドル(約9.2億円)を調達ー時価総額が24億ニュー台湾ドル(約110億円)に

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NUWA RoboticsがシリーズBラウンドで約2億ニュー台湾ドル(約9.2億円)を調達ー時価総額が24億ニュー台湾ドル(約110億円)に

uniqorns編集チーム 2023.08.25

サービスロボット「Kebbi」を開発するNUWA Robotics(女媧創造)が、既存投資家であるFoxconn(富士康/鴻海)をリードとしたシリーズBラウンドで約2億ニュー台湾ドル(約9.2億円)を調達し、時価総額が24億ニュー台湾ドル(約110億円)に達した。

この資金は、クロスドメインサービスロボットのアプリケーション開発に加え、海外事業開発、AI研究開発エンジニア、SLAM、ソフトウェア研究開発エンジニア、SRE、フロントエンドおよびバックエンドの研究開発エンジニア、製品メンテナンスエンジニアの募集などに充てられる予定である。

NUWA Roboticsは、2016年の創業以来、サービスロボットの分野に特化し、教育・学習、ビジネスサービスなど、さまざまな体験を提供するロボットを開発してきた。

教育用ロボット「Kebbi」でクラウドファンディングで40万米ドル以上調達する記録を打ち立て、国内外の1,000以上の学校が補助教材として導入できるようにした。また、クロスドメインサービスロボットやスマート製造産業用ロボットなどの製品ラインを拡大し、AI RaaS(Robot as a Service)ソリューションも開始した。

NUWA RoboticsのAIロボットは、現在、教材や対話型コンパニオンとしてだけでなく、ヘルスケア、食品・飲料、スマート製造業などの業界の大手ブランドにも採用されている。

例えば、高齢者介護ロボット、レストランデリバリロボット、自動生産システム連携ロボットは、台湾域外のいくつかの国でも導入に成功している。