ブロックチェーンゲーム開発スタジオであるOrange Cap Games、資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.24
ブロックチェーンゲーム開発スタジオであるOrange Cap Gamesは、株式会社Pacific Metaにより資金調達を実施した。
Orange Cap Gamesが開発する「Vibes」は、Web3エコシステム内で生まれた「Pudgy Penguins」を活用したトレーディングカードゲームである。従来のカードゲームに親しんでいないユーザーでも手に取りやすい内容を目指し、その結果として新たなファン層を取り込むことを目指す。
「Pudgy Penguins」は、2021年にローンチされたずんぐりむっくりなペンギン8,888匹からなるNFTコレクションである。発売直後から大きな注目を集め、完売までの時間はわずか数十分であった。その人気は非常に高く、最高取引額は400ETH(約1億2,800万円)に達する。昨年には、Walmartとのパートナーシップの一環で「Pudgy Toys」と呼ばれる玩具が販売され、75万個以上の売上を記録している。
「Vibes」は、Orange Cap Gamesが開発するTCGであり、デジタルと現実世界の両方で楽しめるように設計されている。プレイヤーは「Pudgy Penguins」を活用したデッキをコレクションし、戦略的な駆け引きによって勝敗が決まる。常に新しいデッキを考えることが求められ、飽きることなく楽しむことができる。
今回の調達は、NFTプロジェクト「Pudgy Penguins」を活用した新しいトレーディングカードゲーム「Vibes」の開発を通じて、Web3のIPの普及に寄与することを目的としている。Pacific MetaとOrange Cap Gamesの連携によって、TCG市場における新たな可能性が開かれることが期待される。