Osmoses、分子規模の膜を水素市場に投入するため1,100万ドルの資金を獲得

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Osmoses、分子規模の膜を水素市場に投入するため1,100万ドルの資金を獲得

uniqorns編集チーム 2023.10.04

Osmosesは、薄膜ガス分離技術を用いた新しいタイプの膜を開発している。この膜は他の市場に比べて選択的でエネルギー効率も高いとされている。Osmosesの膜は数百ナノメートルと非常に薄く、構造を与えるために追加の層が必要である。この薄い層には、ガス分子と同じサイズの穴がある。

Osmosesは、MITとStanford大学の研究者と共同でこの新しい膜を開発し、2021年にベネデッティ、ライ、ミズラヒ・ロドリゲス、スミスの共同創設者と共にスタートアップを設立した。スタートアップは、2021年11月に300万ドルのプリシードラウンドを調達し、800万ドルのポストマネー評価額で成功裏に終えた。

そして、Osmosesは1100万ドルのシードラウンドを調達したことが明らかになった。このラウンドはEnergy Capital Venturesをリードに、Engine Ventures、Fine Structure Ventures、New Climate Ventures、Collaborative Fund、Little Green Bamboo、BlindSpot Ventures、いくつかのエンジェル投資家が参加した。新たな資金調達に伴う評価額の開示はされていない。