Pair Eyewear、シリーズCで7,500万ドル調達

Image Credits: Pair Eyewear

Pair Eyewear、シリーズCで7,500万ドル調達

uniqorns編集チーム 2023.10.10

Pair Eyewearは、おしゃれな直販型メガネブランドであり、新たにシリーズCの資金調達で7,500万ドルを調達し、自動化された米国内の製造技術を強化し、世界中の顧客基盤を拡大することを目指している。

同社は、メガネをかける大人や子供が、DCコミックス、マーベル、スポーツリーグから人気のあるテレビ番組や映画、さらにはヴァン・ゴッホやフリーダ・カーロなどのアーティストまで、1,000以上の「トップフレーム」オプションを簡単に変更できるようにしている。メガネはペアで60ドルから、処方箋レンズを含んでおり、デジタル体験が付いてくる。トップフレームは25ドルから始まる。

ニューヨークに拠点を置く同社は、最後にチェックしたのはしばらく前で、2021年に6,000万ドルと1,200万ドルの2つの資金調達を行った。

同社は2020年から2023年までの間に収益を24倍に増やし、今年の終わりまでに売上高を前年比で2倍にすることを期待している。その中でも、TikTokはブランドの総売上高の25%以上を占め、数百万ドルの収益を上げている。
もしPairの発表が示唆していることがあるとすれば、直販型のメガネ市場は非常に健全な状態にあるということだ。

過去1年間、同社はヘッドサイズの幅広い範囲に対応するために、より広いベースフレームコレクションを発売した。そして、2023年9月には、Pair Eyewearは自社のレンズとトップフレームをすべて自社内で製造する統合型製造施設になった。近い将来には第2の施設がオープンする予定である。

一方、Prysm Capitalが資金調達ラウンドを主導し、既存の投資家であるNew Enterprise Associates、Javelin Venture Partners、NFLの選手であるクリスチャン・マカフリーも参加した。
新たな投資により、Pair Eyewearの合計のベンチャーバックドキャピタルはこれまでに1億4,500万ドルになる。

エーデルスタイン氏は、新たな資金を追加の自動化技術とレンズラボおよび製品ラインの拡大に投入する意向である。同社はまた、初めてPair Eyewearを小売店舗に展開するオムニチャネル流通も検討している。