マーケティングSaaS「NeX-Ray」を開発するフィシルコム株式会社、1億4,300万円の資金調達を実施

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マーケティングSaaS「NeX-Ray」を開発するフィシルコム株式会社、1億4,300万円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.01

フィシルコム株式会社は、マーケティングSaaS「NeX-Ray」の開発を加速させるために、総額9800万円のエクイティファイナンスを実施したことに加え、日本政策金融公庫からの2500万円のデットファイナンス、事業再構築補助金として2000万円の調達を実施した。これにより、フィシルコムの累計調達額は1億4300万円に達した。

同社の提供するNeX-Rayは、Webマーケティング業務の複雑さを解消し、効率化を支援する革新的なSaaSである。このツールは無料で始められ、SNSや広告などの様々な媒体の数値データをアカウント連携することで一元管理が可能となり、日々のマーケティング業務を大幅に簡素化する。その機能は多岐にわたり、特に次の3つの点において優れている。

1. レポート/集計作業の自動化: NeX-Rayは、点在するSNSの統計情報やWeb広告のデータを自動で集計し、煩雑なレポート作成作業をサポートする。これにより、マーケティング担当者は本来の業務に集中できるようになる。
2. ノンコア業務の効率化: 集計作業にかかる労力を削減することで、重要なメイン業務により多くのリソースを割り当てることができる。これにより、予算配分の最適化にも寄与する。
3. マーケティング施策の戦略立ての支援: NeX-Rayの各機能は、マーケティング施策の効果測定や最適なマーケティングミックスの戦略立てを強力にサポートする。

今回のファイナンスは、NeX-Rayのさらなる機能強化と市場拡大を目的としている。調達した資金は、開発リソースの強化や市場展開、顧客サポートの向上に活用される。具体的には、以下のような取り組みが計画されている。
• 開発リソースの強化: 新機能の開発や既存機能の改善を加速させることで、より多様なニーズに対応できるSaaSを提供する。
• 市場拡大: 国内外の市場への展開を視野に入れ、マーケティングおよび営業活動を強化する。
• 顧客サポートの向上: ユーザーエクスペリエンスを最適化するためのサポート体制を充実させ、顧客満足度を向上させる。

フィシルコムは、今回の資金調達を通じて「NeX-Ray」の機能をさらに強化し、ユーザーにとって不可欠なマーケティングツールとしての地位を確立していく方針である。革新的なソリューションを提供し続けることで、企業の成長を支援し、マーケティング業界におけるリーダーシップを発揮することを目指している。

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