PhotoRoom、AI写真編集アプリは5億〜6億ドルの評価額で5,000万〜6,000万ドルを調達

Image Credits:PhotoRoom

PhotoRoom、AI写真編集アプリは5億〜6億ドルの評価額で5,000万〜6,000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2024.01.10

モバイルの世界では、ユーザーが画像を撮影、編集、共有するアプリはこれまでに最も大きなヒットを記録してきた。AIの流入により、新しいスタートアップが市場に参入する新しい波が訪れている。

フランス・パリのスタートアップ、PhotoRoomは、人気のあるAIベースの画像編集アプリとAPIを開発しており、主にeコマース業者やメディア関係者などをターゲットにしている。PhotoRoomは、バービーの個人化ポスターサイトの開発にも使用されている。PhotoRoomは現在、資金調達の最終段階にあるとの情報が入ってきている。

複数の情報筋によれば、PhotoRoomは現在、前マネー評価額5億ドル〜6億ドルで、5000万ドル〜6000万ドルの調達を行っている。AIが注目を集める市場でありながら、資金全体の調達が非常に制約されている中(さらに、Coatueなどの有名なベンチャーキャピタルが撤退するなど)、PhotoRoomは注目を浴びており、人々が資金提供を行っているようである。

投資家リスト全体は明らかではない。ある情報筋によれば、前回のラウンドをリードしたBaldertonが今回もリードしていると言われている。他の情報筋によれば、既存のバッカーが参加しているほか、新たな投資家も参加しているとのことである。ある情報筋は「彼らはさまざまな条件書の間で選択している」と述べている。

Baldertonのほか、既存のバッカーにはAdjacent、Kima Ventures、FJ Labs、Meta、Y Combinator(Covid-19の影響で最初のリモートバッチとなった2020年夏のメンバー)、Yann LeCun、Zehan Wang(かつてMagic PonyとTwitterに所属していた)、Hugging FaceやDisney+の幹部などのエンジェル投資家が含まれている。このラウンドがこの数値で終了する場合、PhotoRoomは合計で7000万〜8000万ドルを調達することになる。