Pixelmon、野心的なWeb3ゲームの償還を求め800万ドルを調達

Image Credits:Pixelmon

Pixelmon、野心的なWeb3ゲームの償還を求め800万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2024.02.01

Pixelmonは、Web3ゲームのシリーズを展開するために800万ドルのシード投資を調達した。これにより、同社はゲーム業界においての立ち直りを果たす道を歩んでいる。

Pixelmonは2022年2月にスタートしたWeb3プロジェクトである。Pixelmonは、10,000の非代替可能トークン(NFT)を販売し、当時7000万ドル相当の仮想通貨を調達した。これにより、トリプルAビデオゲームの予算を確保した。しかし、初めてのPixelmonの荒っぽいアートを見たユーザーはショックを受け、詐欺だと非難し、若干の創始者であるSyberに対する信頼を持たなかった。

その後、シンガポールに拠点を置くWeb3ベンチャーキャピタルスタジオであるLiquidXがPixelmonの60%以上の株式を取得し、約4000万ドル(暗号市場の暴落後の価格)でPixelmonを買収した。2022年9月、LiquidXはPixelmonの信用回復に向けた長い道のりを開始し、Syberは少数株主となった。

最近の成功例として、Pixelmonは「ポケモンと銃」のサバイバルゲームであるPalworldの大成功を挙げている。Palworldはわずか13日間で1900万人のプレイヤーを獲得した。

Pixelmonのプロジェクトが進行するにつれて、アートや3Dクリーチャーが改善され、Q1にメジャーローンチを控えている。チームはまた、Genesis Pixelmonコレクションに進化を導入し、各クリーチャーのIPに対する所有権とライセンス収益のサブプールへのアクセスを提供している。

Pixelmonは、Animoca Brands、Delphi Ventures、Amber Group、Bing Ventures、Bitscale Capital、Cypher Capitalなど、多くの投資家からの支援を受けている。また、Pixelmonは、知的財産の分割化システムであるMon Protocolを導入した。このプロトコルはトークン所有者によって所有され、Pixelmon IPの方向性を指示することができる。

今後は、PixelPalsと呼ばれるハイパーカジュアルゲームの開発や、デスクトップタイトル「Arena」のリブートなど、Pixelmon IPを活用したさまざまなゲームの開発に資金を投入する予定である。

Pixelmonの目標は、ゲーム以外の領域にも展開し、商品、トレーディングカードゲーム(TCG)、アニメーションシリーズ、コミックブックなどの分野で成長することである。