建設業者のスケジューリング問題を解決するPlanera、1350万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.08.27
建設業界向けのスケジューリングおよび計画ソフトウェアを提供するスタートアップ、Planeraが1350万ドルの新たな資金調達を行った。今回のラウンドにはシエラ・ベンチャーズが主導し、ソレンソン・キャピタル、ブリック・アンド・モルタル・ベンチャーズ、プルーデンスVC、ファイアボルト・ベンチャーズが参加した。この資金は、建設業者が抱える複雑なスケジューリングの問題を解決するために使用される予定である。
一般的に、建設業者はOracle Primavera P6などの従来型ソフトウェアを使用して商業建設プロジェクトを管理している。これらのソリューションは専門的な知識を必要とし、直感的なインターフェースを欠いているが、業者は複数のマイルストーンを含む複雑なプロジェクトを管理するために依然としてこれらのツールを使用している。小規模なプロジェクトの場合、Microsoft Projectなどの一般的なツールを選択することもあるが、これらのツールは建設会社の要件に合わせて設計されていない。
Planeraは、デジタルホワイトボードのようなインターフェースを使用するスタンドアロンのソフトウェアプラットフォームを提供することで、これらの問題を解決することを目的としている。これにより、建設業者は長期および短期のプロジェクトをスケジュールし、計画できる。また、リアルタイムでのコラボレーションもサポートしており、複数の業者が一つのインターフェースを通じて共同作業を行うことが可能である。
今回調達した資金の60%を営業およびマーケティングに投資し、スタートアップの市場進出を強化する計画であり、残りの40%は研究開発および製品開発に投資される予定である。