次世代駐車場サービス「Lott」を開発・提供する株式会社プラグテック、プレシリーズAラウンドにて約3.1億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.08.29
株式会社プラグテックは、プレシリーズAラウンドにおいて約3.1億円の資金調達を実施した。新規リード投資家として31VENTURES Global Innovation Fund 2号が参加し、株式会社ゆうちょ銀行、Spiral Innovation Partners株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、ANRI株式会社、D4V合同会社などが引受先となった。これにより、Pragtechは次世代駐車場サービス「Lott」の開発を加速する予定である。
Pragtechは、「駐車から、社会を動かす。」というミッションのもと、駐車場サービスのデジタル化を進めている。テクノロジーを活用することで、利用者は車移動や駐車場利用に伴う煩わしさから解放され、駐車場運営事業者のコスト構造や収益性を大幅に改善する仕組みを整えている。少子高齢化や次世代型モビリティに対応し、地域経済を活性化することを目指している。
同社の提供する次世代駐車場サービス「Lott」には、駐車場運営と利用における摩擦を解消することを目的とし、ナンバープレートを認識するAIカメラによる自動決済や、パーキングセンサーを使用したシンプルな運営方式が導入される。これにより、全ての駐車場での自動決済が可能になる。
今回調達した資金は、準創業メンバーの採用や組織強化に充てられる予定であり、国内の複数の駐車場運営事業者と連携して「Lott」の実証実験やテスト導入を進める。さらに、ソフトウェアの開発やハードウェアの量産化を加速し、「Lott」のエコシステムを構築するためのパートナーシップ強化も図る。