Preply、AIへの注力強化のためにシリーズCラウンドで1億2,000万ドルを調達

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Preply、AIへの注力強化のためにシリーズCラウンドで1億2,000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.07.19

英語会話を中心に数々の言語教育サービスを提供するPreplyは、最新のラウンドで約1億2,000万ドル(約136億円)を調達したと発表した。このラウンドではHorizon Capitalがリードし、教育テック専門のReach CapitalやHoxton Ventures、Owl Venturesなど既存の投資家も参加した。

Preplyは、生のチューターを中心にしたサービスを提供しており、その規模は全世界で約3万5千人のチューターと、50種以上の言語を学ぶ生徒たちが利用している。今回の資金調達は、AI技術をより一層強化し、サービスの規模を拡大するために使われる予定である。

"人間が主導する学習は常にPreplyの中心であるが、今回の資金調達を通じて、AIを活用し、教育体験をスケールアップする予定である。"とPreplyは発表の中で述べている。これは、チューターと学習者をマッチングするために従来から機械学習を使用してきたPreplyの特性をさらに発展させるものである。

創業地であるウクライナで、痛みを伴う戦争が続く中でも、Preplyはその技術力の高さを世界に示し続けている。過去数年間でPreplyのビジネスは急成長し、特に過去3年間で売上は10倍に増え、B2Bの事業も拡大している。

Preplyはすでに、AIを利用して学習者のパフォーマンスを理解する分析ツールや、チューターが様々なエクササイズや文法説明、会話スタートを作成するのを支援するAIアシスタントなど、プラットフォームに様々なAI要素を組み込んでいる。今回の資金調達により、その取り組みが加速することとなる。