Proscia、シリーズCの資金調達ラウンドの延長として900万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2024.03.13
Prosciaは、主要なデジタル病理学ソフトウェアプロバイダーであると発表し、シリーズCの資金調達ラウンドの拡大として900万ドルを調達し、総額4,600万ドルに達した。
この資金調達は、ProsciaのソフトウェアプラットフォームのFDAの承認に続いて行われ、同社のアメリカの診断市場での展開を可能にした。
シリーズCの延長は、Highline Capital ManagementとTriangle Peak Partnersを中心に、Alpha Intelligence Capital、Scale Venture Partners、Hitachi Venturesなどの既存の投資家も参加した。
この資金は、Prosciaの商業成長を加速させ、ライフサイエンスと診断検査研究所向けのAIを活用したアプリケーションのさらなる開発に使用される。
Prosciaのソフトウェアプラットフォームは、既にトップ20の製薬会社のうち14社によって使用されており、膨大な量の病理画像データを活用して薬物の発見と開発を推進している。FDAの承認により、Prosciaはデジタル病理学ソリューションを診断検査所にも提供できるようになり、グローバルな病理学者の不足とがんの発症率の上昇という課題に取り組んでいる。
デジタル病理学の採用が加速し、将来5〜7年で100%に達すると予想されているが、Prosciaは変革をリードするために十分な立場にある。同社のAIアプリケーションは、品質管理や腫瘍の同定などのタスクを自動化し、病理学者がより効率的に作業し、高度な解析に集中できるようにする。
最新の資金調達とFDAの承認により、Prosciaは現実のものとすることができ、データ駆動のAI駆動の病理学を通じて最終的に患者の結果を改善する新しい時代を迎えている。デジタル病理学とAIの収束が加速する中、Prosciaのオープンプラットフォームアプローチとエンタープライズスケールのソリューションは、急速に変化するヘルスケアテクノロジーランドスケープで注目すべき企業となっている。