建設現場や製造現場等の現場に特化したビデオ通話ツールSynQ Remoteを開発提供する株式会社クアンド、総額2.4億円の資金調達を実施

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建設現場や製造現場等の現場に特化したビデオ通話ツールSynQ Remoteを開発提供する株式会社クアンド、総額2.4億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.19

建設現場や製造現場等の現場に特化したビデオ通話ツールSynQ Remoteを開発提供する株式会社クアンド(本社:福岡県北九州市、代表取締役CEO:下岡 純一郎)は、事業の成長拡大にともなう運転資金確保として、三菱UFJ銀行や日本政策金融公庫、Flex Capitalからの借入及びSiiibo証券を活用した社債発行により総額2.4億円の資金調達(融資枠を含む)を行った。今回の借入は事業成長による財務実績や将来性を踏まえ、信用力を評価されたことで、いずれも無担保・無保証・希薄化無しの条件で資金調達を実現している。なお、今回の調達により、借入を含む累計調達額は8.3億円となった。

株式会社クアンドは「地域産業・レガシー産業のアップデート」を掲げる福岡発のスタートアップである。2040年には約1,100万人の労働力が不足すると言われている労働供給制約社会において、特に現場の労働力確保が急務になっている。AIやロボットの活用により、人の代わりになる労働力の普及が進んでいるが「限られた労働力でより多くの現場仕事を品質高く、スピーディーに行わなければならない」という課題の早期解決及び長年日本のインフラを支えてきた技術の承継が大切であると考えている。同社が開発提供する「SynQ Remote(シンクリモート)」によって、現場で働く人々が時間・空間・言語の制約を超えて、いつでも、どこからでも繋がりあうことができ、自分の経験や知識に依存することなく、チームの集合知を活かせる世界を目指している。

今回、金融機関からのローンやスタートアップ向けのベンチャーデットなど多様な調達手段を活用した。エクイティファイナンスとデットファイナンスを戦略的に組み合わせ、資本コストをコントロールしながら、必要な人材の確保を進める。さらに機能開発を加速し、あらゆる現場の知見や技術を次の世代に繋いで、地域産業・レガシー産業のアップデートに取り組んでいく。

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