においソリューションを手掛ける株式会社レボーン、プレシリーズAにて総額2.2億円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社レボーン

においソリューションを手掛ける株式会社レボーン、プレシリーズAにて総額2.2億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.06

においセンシングデバイスおよびAIクラウドソフト「iinioicloud®(イイニオイクラウド)」を提供する株式会社レボーンは、プレシリーズAで総額2.2億円の資金調達を実施した。累計調達額は7億円となる。
このラウンドでの新規投資家は、Archetype Ventures、アグリビジネス投資育成、肥銀キャピタル、ユナイテッドである。既存投資家は、FFGベンチャービジネスパートナーズ、GxPartners、Monozukuri Ventures、わかさコンサルティング、三和エクステリア小倉販売、ゼネラルアサヒ、エステー、エイチワイ、ひびしんキャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティングである。

株式会社レボーンは独自開発の、クラウドベースのAIに先進的なにおいセンシング技術とにおいの再生装置を統合し、においの可視化、理解、再生を実現する革新的なサービスを提供する。様々な企業では品質管理や商品開発などのため、いまだに多くの人が多大な労力を使い、日々官能評価を行っている。その工程は大量廃棄に繋がることから責任が重く、担当者への負担は心身ともに大きいと言われている。また、昨今の日本国内では後継者不足や、官能評価における技術継承に非常に長い年月を要することから人の手による評価の継続可能性、という問題が浮き彫りになっている。
同社は、例えば食品メーカーにおいて、従来人の嗅覚によってのみ行われていた食品加工の生産ラインの官能評価試験を、独自開発のにおいセンサとAIをもって代替実施する実証実験を行い、工場導入を目指すなど、食品、環境、農業、医療などのさまざまなにおいに関する課題を解決するソリューションを提供している。

今回の第三者割当増資により、プロダクト開発および、セールス、開発人材の採用強化を行う。


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