購入後体験プラットフォーム「Recustomer」を運営するRecustomer株式会社、シリーズAラウンドにて資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.19
購入後体験プラットフォーム「Recustomer」を運営するRecustomer株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:柴田 康弘、辻野 翔大)は、SBIインベストメントをリード投資家とし、既存株主(ALL STAR SAAS FUND、Coral Capital、Gazelle Capital、G-STARTUP、モバイル・インターネットキャピタル)・新規投資家(SBIインベストメント、Salesforce Ventures、DBJキャピタル、博報堂DYベンチャーズ)を引受先とした第三者割当増資による約5億円のシリーズA資金調達を実施した。これにより、累計資金調達金額は8.6億円となった。
Recustomerは、購入後の体験向上と顧客接点の創造を実現するための購入後体験プラットフォームを提供している。具体的には、注文を追跡してお届け予定日を通知する「Recustomer 配送追跡」、返品・交換・注文キャンセル業務を自動化する「Recustomer 返品・キャンセル」、お試し購入を可能にする「Recustomer 自宅で試着」の3つのサービスを展開している。
これらのサービスを通じて、特別な購入体験を提供し、ユーザーの体験向上とEC事業者の売り上げ向上を支援することを目指している。
同社はサービス提供開始から2年半が経過し、導入ブランド数は200を超えている。飲料・食品、ファッション、インテリア、電化製品など、様々な業界での活用が進んでおり、特に多くのエンタープライズ企業への導入が進展している。ECサイトの購入後体験ソフトウェアの領域において、日本国内での圧倒的な存在感を示している。
今回の資金調達により、「Recustomer」のさらなる機能拡充と将来に向けた事業基盤の強化が図られる。今後は、購入後体験の向上のみならず、購入前を含めたさらなる領域の拡大を行うことで、購入体験プラットフォームのシェアNo.1を目指す意向である。