ReturnGO、さらに500万ドル調達し、Amazonのマルチチャネルフルフィルメントによる製品の返品を支援

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ReturnGO、さらに500万ドル調達し、Amazonのマルチチャネルフルフィルメントによる製品の返品を支援

uniqorns編集チーム 2023.11.07

ReturnGOは、Amazonマルチチャネルフルフィルメントとの提携を発表した。ReturnGOは、AmazonのECサードパーティーロジスティクスプラットフォーム上の30万人の販売業者に対して、返品および交換プロセスを提供する。

ReturnGOは2020年にRaz氏、Assi Abramovitz氏、Eyal Rosenthal氏によって設立され、現在はイスラエル、ニューヨーク地域、フィリピンに45人の従業員を擁している。Raz氏によれば、ReturnGOは返品オプションだけでなく、「購入後の運用システム」も提供し、オンライン小売業者の逆物流コストを削減し、プロセス全体をより持続可能にすることを目指している。

ReturnGOの自動化された返品および交換プロセスは、どのECテックスタックでも使用でき、顧客により多くの返品オプションを提供するとされている。これには、小売業者が全額返金を発行する必要を減らすための簡単な商品交換プログラムも含まれる。

このSaaSソリューションは、既に2,700以上のShopify販売業者によって使用され、毎月28万3,000件以上の返品処理を行っている。このタイミングはReturnGOにとって非常に興味深いものとなっている。Shopifyは5月にロジスティクスビジネスをFlexportに売却し、その後8月にはShopifyがAmazonと提携し、顧客がShopifyで購入し、Amazonのフルフィルメントネットワークを介して商品を配送することができるようになった。

この新しい契約は、ReturnGOがTrestle Partnersをリードとする追加の480万ドルの成長資本を確保したことと同時に実現した。ReturnGOは2022年6月に650万ドルのシード資金調達を行っている。

Raz氏は、同社は2025年4月までのランウェイを持ち、中堅市場およびエンタープライズ市場に順調に進出していると述べている。ReturnGoは現在、ベータ版のトラッキングソリューションを提供しており、ショッパーは各ステップで通知を受けることができる。それが準備でき次第、同社は返品とトラッキングのバンドルソリューションを販売する予定である。

また、返品された商品を寄付したり、回収したり、さらなるアップセルを行ったりする企業とも協力している。さらに、Raz氏はゴートゥーマーケットおよび持続可能なセールスの分野での採用を進めている。同社は来年初めにシリーズAを計画していますとRaz氏は述べている。