RevenueCat、シリーズCにて1,200万ドルの資金調達を実施

アプリ内サブスクリプション管理をリードするプラットフォームであるRevenueCat（社名：レベニューキャット・インク、本社：米国フロリダ州、共同創業者兼CEO：Jacob Eiting）が、シリーズCの資金調達ラウンドを総額1,200万ドルで締結した。
このラウンドはAdjacentが主導し、Y Combinator、Index Ventures、Volo Ventures、SaaStr Fundなど既存の投資家が参加している。
シリーズAに初めて投資したAdjacentのNico Wittenbornは、RevenueCatの取締役会にオブザーバーとして参加する。
同社はこの資金を新しいプラットフォームおよびグロース機能の拡充、人員強化、そして日本を含むアジア太平洋地域への進出に活用する。

この資金調達は、先月に発表されたRevenueCat Billing、ウェブSDKの発表に続く。
これは任意のウェブサイトでサブスクリプション購入を簡単に統合できるもので、この四半期末にはRokuへの対応が予定されている。
この最新の資金調達ラウンドは、ペイウォール、ターゲティング、およびエクスペリメントのリリースに続いている。
これらのリリースは収益成長を加速するための機能スイートを構成している。
RevenueCatのユーザーは、地域価格の最適化、UIの実験、その他の新しいユースケースにより、コンバージョン率、ユーザーごとの収益、その他の改善に二桁の増加を実現したと報告している。
同社は、製品およびエンジニアリングチーム全体での人員強化を通じて、このカテゴリのSaaSおよび今後のリリース率をさらに加速する計画である。

RevenueCatは、アプリ開発者がアプリ内購入やサブスクリプションを簡単に構築、分析、成長させることを可能にするサブスクリプション管理プラットフォームである。
世界中の数万のアプリで使用されており、RevenueCatはサブスクリプション管理を自動化し、簡素化する堅牢なスイートを提供しており、企業が優れたソフトウェアの構築に集中し、収益化を最大化できるようにする。RevenueCatの顧客にはNotion、VSCO、Reuters、Photoroomなどがある。
これまでに、同社はAdjacent、Index Ventures、Y Combinator、SaaStr Fund、Volo Venturesなどの投資家から約7,000万ドルを調達している。

RevenueCatウェブサイト