Roam、ケニアでの電気自動車生産拡大に向けシリーズAにて2,400万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2024.02.14
Roamは、ケニアでの電気自動車(EV)生産を拡大するために、シリーズAラウンドで2,400万ドルの資金を調達した。
このラウンドは、アフリカに焦点を当てた気候技術のVCファンドであるEquatorがリードし、At One Ventures、TES Ventures、Renew Capital、The World We Want、One Small Planetなど、複数の投資家も参加した。
米国国際開発ファイナンス公社(DFC)からの最大1,000万ドルの債務コミットメントも含まれている。この資金は、電動オートバイとバスの生産を拡大するために使用される。
この投資は、Roamが去年立ち上げた製造の拡大に注力する中で行われた。同社は、1か月に1,000台のオートバイを生産することを目標としており、生産量の安定性と需要の満たしを図ることを目指している。
Roamは、顧客向けにハイブリッドソリューションを提供しており、バッテリーを自宅や交換ステーションで充電することができる。また、同社はバスの製造も行っており、学校や公共交通セクターをターゲットにした42席のバスを月に40台生産することができる。
Roamは、製品の垂直統合を深めるために、研究とツールの開発にも投資している。また、電気自動車の普及を阻害している課題にも取り組んでおり、不十分な充電インフラや高額な購入費用などが挙げられる。
他のアフリカのEVスタートアップ企業もこの移行に貢献しており、環境に優しい交通手段への移行をサポートしている。