Rockset、リアルタイム検索と分析アプリのパワーを備えた4,400ドルの調達

Rocksetは、リアルタイム検索とデータ分析を促進するツールを構築する会社で、ICON VenturesをリードにGlynn Capital、Four River Partners、K5 Global、Sequoia、Greylockからの出資で、3,700ドルの資本金と700ドルの債務を調達した。Rocksetは、自社の合計調達額を10,500ドルに引き上げた。

Rockset CEO Venkat Venkataramani氏は、新しい資本金が研究開発、地理的拡大、そして販売とマーケティングに対するRocksetの投資を増やすことに使われると述べている。

Rocksetのプラットフォームは、MongoDB、DynamoDB、AWS、Google Cloudなどのソースからデータを自動的に取り込み、そのデータを検索と分析アプリケーションにインデックスする。Rocksetのツールを使用することで、顧客は個人的なエクスペリエンスを作成し、意思決定システムを構築し、インデックスデータベースで高速なクエリを実行することができる。

Rocksetは、推奨エンジン、物流追跡ダッシュボード、さらにはチャットボットなどのものを支えることができる。たとえば、Whatnotは、スポーツカードやスニーカーなどの商品のマーケットプレイスで、Rocksetを使用してeコマースのおすすめを提供している。

Rocksetの技術的優位性またはマーケティング戦略のどちらが原因であるかにかかわらず、Rocksetは、2年連続で年間売上高を3倍にし、顧客数を2倍に増やし（250以上のブランド）、自身の業績を拡大している。顧客リストの最近の注目すべき追加は、JetBlueであり、フライト遅延予測のためのチャットボットの構成要素としてRocksetを採用した。

現在の従業員数は約80人で、2024年1月までに約100人に増えると予想されている。