「AIを簡単に。」をミッションに、バーティカルAI事業に取り組む株式会社RUTILEA、約86億円の資金調達を実施

株式会社RUTILEAは、同社はシリーズDラウンドにおけるエクイティファイナンスおよびデットファイナンスの手続きを完了し、総額約86億円の資金調達を実施した。
この資金調達により、RUTILEAグループの累積資金調達額は約100億円に達する。
本ラウンドでは、リード投資家として大和ハウスベンチャーズが参加し、既存投資家としてAbies Ventures、グローバル・ブレイン、Shimadzu Future Innovation Fundなどが名を連ねた。また、りそなキャピタルや京都キャピタルパートナーズも新たに投資を実行し、RUTILEAは強固な支援基盤を得ることとなった。
デットファイナンスにおいては、京都銀行、りそな銀行、三井住友銀行、東邦銀行、七十七銀行を借入先とし、無担保・無保証・希薄化無しで資金調達を実現した。このことは、RUTILEAグループの財務基盤をさらに強化する。

調達した資金の使途としては、AI福島によるGPUデータセンターの整備や、AI開発プラットフォーム事業への投資が挙げられる。これにより、同社は研究開発や営業・エンジニアの採用増強を進め、労働生産性の向上に貢献するAI製品の提供を目指す。

株式会社RUTILEAは2018年に創業し、以来、精度の高いAIをすぐに使える状態にすることで、様々な産業の効率化に寄与してきた。最近では中央省庁や自動車産業などに特化したバーティカルAI事業を展開しており、2024年には福島県双葉郡大熊町にGPUデータセンターを設立する計画である。

このように、株式会社RUTILEAは、AI事業の進展に寄与するための資金調達を行い、さらなる成長を目指している。今後も注目すべき企業である。

株式会社RUTILEAウェブサイト　

株式会社RUTILEA採用サイト