Secoda、AI主導のGoogleライクな検索を企業データに導入するため1,400万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2023.09.21
Secodaは、AIによるデータ検索、カタログ化、系譜、ドキュメンテーションを提供するトロント拠点の企業である。同社は、シリーズAラウンドで1,400万ドルの資金調達を発表した。この資金は、AIソリューションのさらなる開発に使用され、技術的なバックグラウンドを持つかどうかに関わらず、どんな企業ユーザーでもGoogleのように簡単にデータを検索、理解、活用できるようにすることを目指している。
Secodaは、Craft Venturesをリードインベスターとし、Abstract Ventures、YCombinator、Garage Capitalなども参加してこの資金調達を行った。また、Jordan Tigani(MotherDuckのCEO)、Scott Breitenother(Brooklyn DataのCEO)、Tristan Handy(dbtのCEO)など、注目のデータエコシステムのリーダーもラウンドに参加した。
Secodaは、BIツールやデータウェアハウスと統合し、チームの断片化したテックスタックに接続することで、企業のデータの真実の一元化を実現する。そして、ChatGPTパワードアシスタントを使用して、ユーザーはドキュメントを作成し(メタデータに補足的なコンテキストを追加)、自然言語クエリで企業の統合されたデータカタログを検索することができる。
Secodaの顧客基盤は1年間で5倍に成長し、1億以上のメタデータリソース(テーブル、ダッシュボード、列、クエリなど)を管理している。データ検索ツールは、Snowflake、dbt、Lookerなど、36の人気のあるデータウェアハウス、BIツール、生産性プラットフォームをサポートしている。
Secodaは、エンジニアリングチームの強化とR&Dの拡充、特にAI部分の開発を計画している。また、Secoda Monitoringを導入し、データチームが消費するデータの品質と正確性を確保する支援を行う予定である。