セキュリティスタートアップのPQShield、シリーズBラウンドにて3,700万ドルの資金調達を実施

Image Credits: PQShield

セキュリティスタートアップのPQShield、シリーズBラウンドにて3,700万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.20

セキュリティスタートアップのPQShieldは、さらに3,700万ドルの資金を確保した。同社は「ポスト量子」暗号化に焦点を当てたソフトウェアとハードウェアのソリューションを提供しており、最もパワフルな量子マシンを使用したハッキングにも耐えられる未来にも対応できるとされている。

PQShieldは、ハードウェアと関連システムの構築に対する業界の需要に応えるため、今回の資金調達を実施した。このシリーズBラウンドは、Additionという投資会社が主導し、Chevron Technology Ventures、Legal & General、Braavos Capitalなどが新規投資家として参加した。

Oxfordの数学教授であるAli El Kaafarani氏が創設し、PQShieldは研究者や企業と協力しながら、ポスト量子暗号化の分野でリードしている。同社は、AMD、Microchip Technologies、Collins Aerospace、Lattice Semiconductorなどの企業と提携し、また、ホワイトハウス、欧州議会、英国国家サイバーセキュリティ評議会、世界経済フォーラムなどにアドバイザリーを提供している。

PQShieldは、ポスト量子暗号化の分野で業界をリードする存在として、今後の成長に期待されている。同社は、新規の人材採用や既存および新規の顧客およびパートナーとのさらなる協力に資金を充てる予定である。

PQShieldウェブサイト