高齢者の生活の健康状態を仮想的にモニタリングするSensi.AI、シリーズBにて3,100万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.26
Sensi.AIは、Insight PartnersとZeev VenturesからシリーズBで3,100万ドルの資金調達を行った。既存の投資家Entrée Capital、Flint Capital、Jibe Ventures、Secret Chord Venturesも参加した。このラウンドにより、同社の総資金調達額は5,300万ドルになる。
Sensi.AIのテクノロジーは、高齢者の生活の健康状態を仮想的にモニタリングすることを目的としており、アメリカの介護施設において広く活用されている。同社のAIは、音声データを分析し、緊急事態だけでなく、より緊急性の低い健康問題や日常生活の変化なども検知することができる。これは高齢者が自宅で過ごすことへの大きな需要がある急成長分野である。
Sensi.AIは、単純な音声ポッド(AmazonのAlexaに似たもの)を高齢者の家に設置し、通常は寝室、バスルーム、リビング/キッチンエリアに配置する。同社のAIは、音声データを連続的に収集し、ベースラインからの変化を分析する。同社は、高齢者の福祉に関する100以上の洞察を特定するとしている。社会福祉士、作業療法士、看護師、老人臨床医などからなる臨床ケアチームは、常に新しいデータポイントを追跡している。
Sensi.AIは、今回の資金調達により、新たな言語モデルの展開や国際展開を計画している。