1万人の料理人ネットワークを持つ株式会社シェアダイン、シリーズBのファーストクローズにて18億円超の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社シェアダイン

1万人の料理人ネットワークを持つ株式会社シェアダイン、シリーズBのファーストクローズにて18億円超の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.11.13

株式会社シェアダインは、シリーズBのファーストクローズにおいて18億円超の資金を調達した。今回の資金調達は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社をリードインベスターとして、DBJキャピタルやあおぞら企業投資を引受先とした第三者割当増資および複数の金融機関からの融資によるものである。引受先と借入先には、様々な企業が名を連ねている。

この資金は、同社の新サービス「CHEFLINK(シェフリンク)」の開発のため活用される予定である。また、営業・マーケティング部門や管理部門の強化を通じて、事業の成長を一層加速させる。

近年、飲食業界はコロナ禍を経てインバウンド需要が増加する一方で、慢性的な人手不足やコスト構造の再構築という課題に直面している。このような背景の中、シェアダインは、料理人と飲食事業者のマッチングをスムーズに行うためのサービスを提供している。特に、料理人が自由にキャリアを選択し、形成できる場を提供することに注力している。

シェアダインの取り組みは、従来の「独立して店舗を持つこと」という目標だけでなく、フリーランスや副業といった新しいキャリアの選択肢を広げている。同社は、「シェアダイン」と「スポットシェフ」の2つのサービスを通じて、多様な働き方を支援するプラットフォームとして成長を続けている。

2024年10月には、料理人同士がネットワーキングやスキルアップを図るためのキャリアサポートSNS「CHEFLINK」を提供開始した。このプラットフォームは、料理人が自己の目標に向かって成長できる環境を提供し、シェフのキャリアを全面支援するものである。

シェアダインは、飲食業界が直面する人手不足や新しい働き方に対する課題解決に貢献することを目指し、料理人のキャリア形成を支援するサービスを強化していく方針である。

株式会社シェアダインウェブサイト